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第17号 やればできる企業改革物語=認めること=


                         2004.08.31<第17号>
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 ┃         小さな会社が儲かるしくみづくり        ┃
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 ┃                                ┃
 ┃                  by『気づき塾』      ┃
 ┃                   http://www.kizukizyuku.com┃
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─【本日のごあいさつ】────────────────────────



 こんにちは!お元気ですか?

 たくさんの感動を与えてくれたオリンピックが終わりましたね。
 やっとこれで睡眠不足から解放される!

 自分が勝手に睡眠不足になっていたんですけど、
 やっぱりあれですよね、ライブはいい!迫力と緊張感がいい!

 ちょっと違うかもしれませんけど、CDで聴く音楽とコンサート会場で
 聴く音楽はまるで違うのと同じような感じです。

 最近はちょっとご無沙汰してますけど、美術館で観る絵と写真で観る絵の
 違いみたいなもんです。全然違うでしょ?

 もし美術館(じゃなくてもいいけど)「観た事無い!」って人は、
 ぜひ一度ご覧になってください。迫力や繊細さに圧倒されますから。
 少なくとも私はそう感じますね。

 こうしてメルマガでいろんなことをお伝えするのもいいんですけど、
 本当は直にお会いして、リアルタイムにライブでお届けできれば
 いいなぁと思います。

 いつの日かあなたにお会いして、

 「感動した〜っ!」

 って言ってもらえたらどんなにうれしいでしょう。

 もし、そんなメッセージを頂けたら・・・。


 そんなことを思う今日この頃です。

                         (byともちゃん)


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 さて、それでは『やればできる!企業改革物語』といきましょう!


 それでは、最後までお付き合いくださいね。 


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 『やればできる!企業改革物語』



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 ここは、どこにでもあるような中小企業の食品加工会社『地味食品』。
 中小スーパーやお弁当屋さんを相手に惣菜を製造・卸をしており、
 最近ようやく大手百貨店が取引先になった。

 社長は二代目社長。親父が創業したこの会社を何とか経営しているが、
 最近は競合先が増え、苦戦に苦戦を強いられる毎日が続いている。 

 役員の多くは創業当時からの生え抜きが多く、なかなか若手が育って
 こない。従業員は50名。そのうちパートが35人を占めており、
 少々高齢化が進みつつある悩み多き会社である。

 これは、こんな『地味食品』が劇的に変化していった物語である・・・

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 第二章『開発部の改革』


  第九話 〜 認めること 〜




 木戸にとってそれは悪夢のような現実だった。

 信頼してきた部下が、まるで別人のようにさえ感じた。
 というより、現実は木戸が変わっただけなのだ。
 部下は昨日までと何にも変わっていない。
 これまでの自分は、こんな考え方だったのか。
 短い時間に何度も同じ思いが頭をよぎった。

 木戸が黙っている間、部下たちはまだ反論を口々に言っていた。

 「お前らのお客様は営業部か・・・」

 誰に言うわけでもなく小さな声で木戸が改めて言うと、
 部下は驚いたように黙った。

 「お前らのお客様は営業部か?本当のお客様はどこにいるんだ?」

 しばらく黙った木戸はこう続けた。

 「他社の商品はなぜ良く売れるのか考えたことがあるか。
  どこかに違いがあって、それが消費者に受け入れられているから
  よく売れるんじゃないのか?

  俺も間違ってたと思う。いや、忘れていた。
  だからお前らに大事な事を教えられなかったことを後悔している。
  悪かった・・・。」

 木戸の言葉が続かない。
 しかしこの言葉は、部下達にとって非常に意外なものだった。
 今まで、木戸の口からこんな言葉が出たことがあっただろうか。

 いつもは乱暴とも思えるどちらかと言えば威圧的な言葉や態度。
 強引にまで部下を引っ張っていく行動力。
 部下にとっての木戸は、そんな風に写っていた。
 だからこそ、その分部下の反発も大きかった。

 しかし彼の今日の素直な言葉は、一瞬にして部下たちの反論を
 抑えるだけの効果があったのだ。
 何が部下を抑えるだけのパワーに変わったのだろうか。


 しばらく、重くのしかかるような沈黙が続いた。

 しかしその沈黙は、次の木戸の言葉を待つ沈黙でもあり、
 何かが変わろうとしている沈黙でもあった。
 上司が、いや人間が本気でその心と思いを語るとき、
 その言葉の一言一句は、聞く人の心に突き刺さるように
 まっすぐに届く。そんなことを実感するには十分な時間だった。

 「お前たちには大切なことを教えてこなかった。だから俺が
  話したことを理解できなくても無理はない。全て俺の責任だ。

  でも、俺の話を信じてくれ。ウチは変わらなくてはいけない。
  変わらなければ駄目なんだ。俺を信じてついてきてくれ。
  もう一度最初から説明する。最後まで真剣に聞いてくれ。」

 木戸はそう言うと、再びはじめから淡々と説明を始めた。
 それを聞く部下の顔は、明らかに違っていた。
 開発部が初めて一体となった時だった。

                            (次号に続く)

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 さて、今日のストーリーはいかがでしょう?
 何かの参考になりましたか?

 誰?「こんなに上手くいくか!それなら苦労するか!」
 なんて思っているの。

 そうなんですよね、こんなに現実は上手くいかない。

 でも、なんで上手くいかないかって考えたことあります?
 無いでしょう?

 だってあなた、本気で部下に謝ったことありますか?
 自分の非を本気で認めたことありますか?

 きっとないですよ。ねっ!?

 どこかで体裁や面子、持たなくてもいいプライドなんかが邪魔して、
 つまらない意地がどこかで詫びる気持ちを邪魔してる。

 そしたら当たり前ですけど、「本気で誤る、詫びる」ことなんか、
 できませんよね。若い子のように「逆ギレ」して、

 「お前ら、俺がこれだけ謝ってるのに何でわからないんだ!」

 なんて、どっちがわかっていないのだかわからない言葉が出る始末。

 年齢に関係なくこんなことはあると思うんですけど、
 現実派悲しいかな、やっぱり中高年の方に多い。
 ほらあなた、思い当たる節があるでしょう?

 そんなことを繰り返していたら、いつまでたっても「儲かる会社」や
 「強い会社」には変身できませんよ。事態はますます悪くなるだけ。

 上司と部下の距離はどんどん離れ、疑心暗鬼になって、
 まともないい計画は全て「絵に描いたもち」。
 誰一人、それを実行する人はいなくなる・・・。

 今日の話はとても大切。本当に大切です。

 この際、明るい未来を築くために、
 つまらないプライドは捨てましょう!


 それではまた、次号でお会いしましょう!


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◆お勧めはこれだ!◆


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 『君の思いは必ず実現する―二十一世紀の子供たちへ』
       稲盛和夫(著) 財界研究所(出版社)1,260円(税込)

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879320404/kizukizyuku-22



 みなさん、本を読んでますか?
 脳を鍛えるには本が一番!と私は思っています。

 さて、私が父親になってからやっぱり子供の教育について関心を持つように
 なりましたが、ある日気が付きました。

 「これって、社員教育も人材育成も同じじゃないの?」

 そう気づいてから、結構子供の教育に関係する本を読んでいるんですけど、
 今日ご紹介する『君の思いは必ず実現する―二十一世紀の子供たちへ』は
 十分自信を持ってオススメできる本です。
 内容は下記の「目次」を見れば十分おわかりいただけるでしょう。

 著者は皆さんよくご存知。
 あの「京セラ」の創業者であり現在名誉会長の稲盛和夫氏です。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 (以下、アマゾン・レビューから)


 若い人たちに是非伝えたいことがあります。人生は明るい希望を持ち、
 努力を続ければ、必ず道は開かれるということです。

 京セラ、KDDIをつくりあげた稲盛和夫が青少年に心をこめて贈る
 メッセージとは?


 目次

  序章 人生は自分が描いたとおりになる
  第1章 無限の可能性がある
  第2章 思いは必ず実現する
  第3章 感謝の気持ちを忘れない
  第4章 学校で何を学ぶか
  第5章 不運にへこたれるな
  第6章 心をつくる

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 『君の思いは必ず実現する―二十一世紀の子供たちへ』から。

 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879320404/kizukizyuku-22

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◆今日の一言◆


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 『気づきのネタ』



 またまた台風ですね。現在、31日深夜2時。
 ニュースでは台風の情報がジャンジャン流れていますが、
 あなたのお宅は大丈夫ですか?

 しかし、いつも台風のニュースでは荒れ狂う波が押し寄せる海岸からの
 レポートがありますよね。で、決まってこんな文句がある。

 「非常に強い雨と風が吹いています。まっすぐ立っていられないほどの
  風です。・・・」

 あるでしょ?こんなレポートがね。

 でも、私は今まで一度も座ってレポートをしているレポーターを
 見たことが無い!みんな立っている!

 つまらない捻くれたことを言いたいのではなくて、
 「えっ、本当!?」ということを常に感じていただきたいのです。

 よく気づく人の特徴の一つに「捻くれ者が多い」というのがあります。
 決して悪い意味ではありません。普通、大半の人がサラリと流して
 しまうことを捉えて考えるクセがついているんですよ。

 これ、大事ですよ。

 「わぁ〜、あの店よく流行ってるなぁ」で終わる人は普通の人。
 何も感じずにただ通り過ぎる人は感じない人か、考え込んでいる人。
 「なぜ?何が違うんだろう?」って感じる人は気づく人。

 同じ瞬間に同じ店を見ても人それぞれ反応が違いますよね。

 そうです。

 「気づきのネタ」は毎日の暮らしの中にいくらでもあるんです。 

  
 ということで今日はおしまい。
 また次号でお会いしましょう。

                          (byともちゃん)

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